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【卓球用品について】ラージボール卓球用ラバー

◆卓球の用具・道具 -その11-

ラージボール(新卓球)はレクリエーションの目的で1988年につくられた日本独自の卓球ルールです。
ラリーを続けやすくするため、硬式とは次の様な違いがあります。


・ボールの直径が硬式よりも4㎜大きい。
・ネットの高さが硬式よりも2㎝高い。
・表ソフトラバーしか使えない。


1992年頃までは硬式用の表ソフトをそのまま使っていました。しかしラージのボールは硬式用よりもセルロイドの生地が薄い為、一般的な硬さのスポンジの硬式用ラバーではインパクトの瞬間にボールがつぶれ、エネルギーのロスになってしまうことにプレイヤーが気づき、全体的に軟らかいトップシートとスポンジのラバーへの要望が高まりました。
そこでメーカーからも、軟らかいトップシートとスポンジを採用したラージ用のラバーが発売されることとなりました。いわゆる「ラージボール用」表ソフトです。
ラージ用のボールは、継ぎ目とそうでないところの硬さがかなり違うため、軟らかいシートのラージ用ラバーで打つとその違いが出にくいというメリットもあります。


ちなみに、ラージボールの大会で硬式用の表ソフトラバーを使用することはルール上なんら問題はありません。

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